36  (9月1日)
   スポーツはひとつのゲームであるが、このゲームには偶然や争いがあって、さらに相手を打ち負かそうとする意志を表現し、かつ制限する規則も内包しているので、まさに人生の再現とも言うべきものである。スポーツの目的は理想の世界を創ることであり、その世界では、いくつかの規則やある種の精神、厳密に体系化されたモラルが、力と正義とを結合させると同時に、正義によって力を制限しようともしているのである。ただ、世界は敵対者をもう一人の自分自身として認識するようにも、敵対者にあらゆる可能性を認めるようにもなっていないので、少なくともスポーツを試みの場、美しき理想国家という特権的な領域として考えてみる方がいいのであろう。
  1. a pour but de créer:avoir pour but de+不定詞「~することを目標とする、~が目的〔狙い〕である」
  2. un certain nombre de:いくつかの~
  3. la première par la seconde:la première=la force、la seconde=la justice
  4. Puisque:他の理由を表す接続詞に較べて、より明白な理由や動機の場合に用いる。多くはすでに相手も知っている理由を表す場合に用いる。なお、ここでは文脈から前文に対して譲歩的になっているので、繋ぎの言葉を入れてある。
  5. n'est pas prêt à reconnaître:être prêt à+[名]/[不定詞]「~の[~する]心づもりができている、~できる状態にある」

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