Les grandes passions, cérébrales ou sensuelles, sont affaires de gens dûment repus, désaltérés et reposés.
( Pierre Benoit, L'Atlantide )

知的なものであろうと官能的なものであろうと、偉大な情熱は十分に休みを取り満足した人間のものである。

 ピエール・ブノア( Pierre Benoit、1886年~1962年 )は、職業軍人である父が駐屯していたフランス南部のアルビで生まれた。最初は詩を書いていたが、第一次世界大戦後に小説を書くようになり、1919年仏領北アフリカを舞台にした冒険小説『アトランティード(L'Atlantide)』を発表する。この作品は当時のベストセラーとなり、その年のアカデミー・フランセーズ賞を受賞した。以後、ほぼ毎年一作のペースで小説を発表していく。
 出世作『アトランティード』のアンティネア(Antinéa)をはじめとして、彼の作品のヒロインはみな「A」で始まる名前であることが知られているが、これは生誕地のアルビ(Albi)を思ってのことだと言われている。  

  ピエール・ブノアについてもっと知りたいなら、
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