文の構成要素 Les éléments constitutifs de la phrase

Je pense, donc je suis. ( Descartes )

<訳>我思う、ゆえに我在り。
デカルト(René Descartes 1595年~1650年)の『方法序説』(Discours de la Méthode)から。近代的自我の確立を告げる文としてあまりにも有名な一文である。前後の文と共に引用しておく。

Mais, aussitôt après, je pris garde que, pendant que je voulais ainsi penser que tout était faux, il fallait nécessairement que moi, qui le pensais, fusse quelque chose. Et remarquant que cette vérité: Je pense, donc je suis, était si ferme et si assurée que toutes les plus extravagantes suppositions de sceptiques n'étaient pas capables de l'ébranler, je jugeai que je pouvais la recevoir sans scrupule pour le premier principe de la philosophie que je cherchais.
<訳>しかし、その後すぐに、私は気づいた。こんなふうに、すべては虚偽であると考えようとしていた間も、そのように考えている私は、必然的に何ものかでなければならないのだと。そこで、この真理、「私は考える、ゆえに私はある」ということは、懐疑論者がどんなに奇妙な仮定を持ち出してこようとも、揺り動かすことのできぬ程に確固不動のものであると認めて、私は、この真理を、自分の求めている哲学の第一原理として、ためらいなく受け入れてもよいと判断した。

 なお、今週の一文の「Descartes」のページも参照のこと。
L'essentiel est invisible pour les yeux. ( Saint-Exupéry )

<訳>かんじんなことは、目に見えないんだよ。(内藤濯 訳)
全世界で5000万部販売されたというアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説「Le Petit Prince」から。他に「Le plus important est invisible.」などの表現もあり、この作品全体を通して繰り返し述べられるテーマである。


◇日本語版 Wikipedia「星の王子さま」のページ

なお、今週の一文の「Saint-Exupéry」のページや、「半過去」のページも参照のこと。

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