Dans chaque église, il y a toujours quelque chose qui cloche.
( Jacques Prévert、Fatras )
どの教会にも何か具合の悪いところが必ずあるものだ。

 ジャック・プレヴェール( Jacques Prévert、1900年~1977年 )は、パリ近郊に生まれ、15歳から商店などで働き、兵役のあと一時シュルレアリストらと同調するも、彼らからは離れて映画制作に打ち込むようになる。1930年代から第二次世界大戦中にかけて多くの映画シナリオを執筆し、その代表が1944年の『天井桟敷の人々(Les Enfants du paradis)』である。
 プレヴェールはシャンソンの詩も書いているが、その多くを作曲したジョゼフ・コズマ(Joseph Kosma)は撮影所仲間だった。

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