ポール・ラマディエ（ Paul Ramadier、1888年～1961年 ）は、ラ・ロシェルに生まれ、トゥールーズ大学で法律と文学を学び、パリに出て弁護士となる。第一次世界大戦に従軍し大けがを負ったが、戦後はアヴェロン県ドカーズヴィル市長、さらにその後、国民議会議員に当選する。第二次世界大戦中のナチス占領下ではレジスタンス運動にも参加している。戦後の1947年には首相も務めている。
　彼はフランスの第三、第四共和制において、主要な左翼政治家のひとりとして国際労働運動にも大きな影響を及ぼし「国際労働機関（ILO）の父」とも呼ばれている。

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