アンリ・マティス（ Henri Matisse、1869年～1954年 ）は最初法律を学び、法律事務所で働いていたが、20歳の時、盲腸炎の療養中に母親から画材を贈られたことがきっかけで絵画に目覚め、画家を目指すようになる。パリの私立美術学校で学び、またギュスターヴ・モローから個人指導を受けるなどして才能を開花させ、27歳の時に国民美術協会のサロンに出品し、出品作の一つが国家買い上げとなる。
　40歳後半からはニースで制作活動を行い、晩年にはニース近郊のヴァンスでロザリオ礼拝堂のデザインを手がけ、マティス芸術の集大成とされている。1954年にニースで亡くなった。 　

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